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脂性肌【O】『毛穴の3原則』でニキビ肌の予防・毛穴悩みに取り組みましょう【理解度テスト付き】

脂性oilyが強く気になる脂性肌【O】。若い世代のニキビ悩みに始まり、毛穴汚れなどの脂性悩みが増えてゆきます。悩みが減らない理由は「皮脂と毛穴の関係」についての誤解。最新のビッグデータ分析から #脂性肌 #スキンケア のポイントをお知らせします

脂性肌【O】とは?

脂性肌【O】のポジションとおもな特徴

【インサイペディアのかんたん肌診断】では30,000人データと照合して「脂性oilyがつよい」女性はこのゾーンにポジショニングされます。

若い世代ではニキビ悩みが多く、年齢とともに毛穴の汚れなどの脂性悩みが中心となり毛穴の調子が「たいへんわるい」のが特徴です。

このタイプの女性は思春期からニキビ、いちご鼻・ニキビアトに悩んでいて、20代から大人ニキビや毛穴の黒ずみ・汚れ、ざらつき・ごわつきなどの手ざわりの悪さ、そしてキメのあらさや毛穴の開きが気になっているというパターンが多いです。

特に20~30才代は、仕事などでの対面機会が多いため『ファンデーションで隠そうとする』意識が強く、カバー力の強いアイテムを選択しがち。

連動してクレンジングや洗顔も強めになるため、お肌への刺激やストレスも多く、肌悩みが増える一方という人が多いです。

【インサイペディアのかんたん肌診断】

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年齢層別の発生率(5,000人の女性データより)

脂性肌【O】は、日本人女性の17%があてはまり日本人女性で最多クラスです。*1

約6人に1人の割合で発生し、20才代をピークに、年齢ととも減少します。

・20~24歳:30%

・25~34歳:25%

・35~44歳:23%

・45~54歳:15%

・55~64歳:8%

・65歳以上:5%

ニキビ肌リスクは2.6倍

「脂性肌」と判定された女性でニキビ肌リスクが平均(8%)の2.6倍の21%で、特に30代までハイリスクで 大人ニキビ *2に要注意。

基本肌質【脂性】のこのタイプの人は大人ニキビを繰り返しやすいです。

毛穴の3原則

このゾーンの女性は毛穴の調子が『たいへんわるい』ことを最初に紹介しましたが、

あまり実感がわかない人は次の【毛穴の調子がわかる3原則】を確認してください。

1、毛穴の調子が悪い人ほど強い脂性を感じやすい

2、ニキビアトが気になる人はティーンの頃のイメージのまま『自分は皮脂が多い=脂性肌』と思い込んでいるケースが多い

3、毛穴の調子の悪さは手ざわりの悪さ(ざらつき、ごわつき)でわかります

いずれもインサイペディアのビッグデータ分析(32,500人)からの答えですが、

特に「お肌の曲がり角」といわれる20代後半以降、『自分は脂性肌』と考えている方に知っていただきたいポイントです。

皮脂量はティーン世代をピークに減ってゆくというのが皮膚科学の常識でご存知の方も多いと思いますが、

実は『自分は脂性肌』と考えている人は皮脂の減少にあまり気づいていなくて、それが原因で本来の肌質に合わないお手入れをしている人が多いのです。

毛穴の調子のチェックは簡単。ご自身のお肌(毛穴)を手のひらで感じてみてください。

ざらざら、ごわごわなど、手ざわりが良くないと感じるならば、それは毛穴本来の柔らかさを失っている状態、つまり毛穴の調子がよくない証拠です。

毛穴の調子を取り戻すサイクル

・ニキビの予防改善のポイントは「毛穴」

・毛穴の調子が改善すると最初に手ざわりが良くなり、

・お肌に柔らかさが出てきます。

・強かった脂性感が弱まりほんとうの肌質(脂性度)がわかれば、

・自分に合ったお手入れ(お化粧)ができるようになる

という流れ。

【脂性肌】お肌悩みの改善サイクル【O】

改善サイクルで皮脂と毛穴悩みが少なくなり、今まで以上にうまく、お好きなメイクに取り組めるようになります。

『脂性が強いのは皮脂が多いから』という考え方は、特に20才代後半からは間違いです。

毛穴の”中”の汚れを毎日リセット

対策としてはまず、洗顔・クレンジング、そしてお手入れの肌と毛穴への刺激やストレスを減らすことを目的にしましょう。

刺激やストレスが多いままだと、お肌(毛穴)の回復力が遅れるからです。

【洗顔とスキンケアのバランス】

脂性肌ゾーンの人は「洗顔を手っ取り早く」は逆効果。

毛穴の中をリセットする洗顔には丁寧さが必要です。

そして、逆にさわり過ぎないように「洗顔後のお手入れはかんたん・シンプル」に

単純にアイテムを減らすことでお手入れはかんたん・シンプルになります。

【アイテムの選択】

毛穴の調子がわるいですから、潤いキープ・潤い浸透を重視してください。

脂性肌質のため、乳液・クリームは基本不要ですが、お使いになるなら「伸びが良い・なじみが良い」テクスチュアを最優先に選択しましょう。

脂性肌【O】の女性は、毛穴をふさがずに落としやすいパウダリーなファンデーションが標準です。

クリーム系ファンデーションは毛穴を閉塞させ、大人ニキビをできやすくさせるほか、洗浄力が強いクレンジングを使わざるを得ないですから避けましょう。

はじめは化粧くずれが気になるでしょうが、お肌に柔らかさが出てくるとともに皮脂が少しずつ気にならなくなります。

【日ごろの美容意識】

さわり過ぎやゴシゴシ洗いを避け、お顔に刺激や摩擦がないようにしましょう。

その日の汚れはその日のうちにリセットする意識を大切に。

とにかくお肌と毛穴に回復(ターンオーバー)の機会を与えましょう。

素肌でのリラックスタイムが大切です。

健康を意識した生活習慣、ココロもカラダもにリラックスした時間を過ごす中で、お肌の調子は上がってゆきます。

毛穴回復力を高める生活

シャワーばかりになっていませんか。

バスタイムは美容効果を高めるチャンスです。

温浴効果で毛穴が開き、汗とともに毛穴の中の汚れが落ちやすくなる・・・毛穴が気になる時はバスタイムの洗顔がおススメです。

ご自分の汗には皮脂を乳化させて、毛穴の"中"の汚れを落としやすくする効果があるので強い洗浄力は不要なのです。

ゆったり気分の入浴後は自然な眠りを誘い、深夜のゴールデンタイムが疲れたお肌の回復力を高めてくれます。

皮脂多めが気になる方はビタミンやミネラル豊富な野菜を積極的に摂りましょう。小松菜や春菊などが効果的です。

脂性肌【O】対策テスト

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*1:脂性肌『O』タイプが17%で最多。これに敏感混合肌『D&O』と乾燥肌『D』が16%で続きます

*2:ティーンの思春期ニキビと区別。生え際、ほおの周辺にポツンポツンとできる吹出物大人ニキビと呼んでいます