インサイペディア

30,000人の女性の声。キレイとゲンキをテーマに気付き(insight)と学び(pedia)の情報発信

敏感肌を正しく知ろう!ご自分に最適なお手入れを見つける第一歩【理解度テスト付き】

こんにちは!

今回は 失敗しないスキンケア をテーマに、これからの季節、多くの女性が悩む 敏感肌 についてよく知っていただくことを目的に、私たちの美容統計データを使って解説します。

若い世代の女性に多い敏感肌

敏感肌は女性の 約23%(約4人に1人)が自覚 しています。

20‐30代の若い世代に多い傾向です。

* 20才代:30%(約3人に1人)

* 30才代:28%(約4人に1人)

* 40才代:24%(約4人に1人)

* 50才代:17%(約6人に1人)

* 60才代以上:15%(約6人に1人)

50%の女性が敏感肌を身近に感じている

一方、自覚はしていないものの「肌の敏感さや過敏さが気になる」という 不安層は 28%

自覚層+不安層で51%の女性(2人に1人)が敏感肌を身近に感じています。

敏感肌はお肌の調子落ちの状態

敏感肌はふつう肌・乾燥肌・脂性肌・混合肌のように「乾燥DRYと脂性OILYのバランス」で分類できる 肌タイプではありません

「お肌の悪いほうへの変化や状態」であり、乾燥肌・脂性肌・混合肌の人が、それぞれに肌の調子を落とした時の不安定な状態 と定義することができます。

敏感肌の三大自覚症状

* ひりひり

* かゆみ

* 肌荒れ

この他に、赤み、乾燥(の進行)などもありますが、特に3大症状の2つ以上を感じたり、自覚するならば、貴女のお肌は「敏感・過敏な状態」ということができます。

敏感肌は急増しているけれど…

敏感肌を自覚する人の割合は、過去20年間で約2倍に増えて います。

環境要因やライフスタイルの変化が、敏感肌を増加させている要因であると一般的に言われていますが、特に若い世代を中心に、疲労やストレスが蓄積しやすい生活を送っている方が多いうえ、

ご自身の肌質・肌タイプに合わないお化粧をしている(悪循環に陥っている)人が一定割合いることも増加の原因と考えられます。

敏感肌にはタイプがある

敏感肌を「肌の乾燥化」と考えている女性も多いですが、お肌はそんな単純なものではありません。

先ほど「敏感肌はお肌の調子落ちの状態」と書きましたが、

・もともと乾燥肌の方

・もともと混合肌の方

・もともと脂性肌の方

の敏感肌化の理由はそれぞれ違い、ライフスタイルや合わないお手入れなどたくさんの要因がからみ、おひとりひとりに悪化の理由があります。

そんな方がアイテム選択を間違うと悪循環に陥ります。

例えば「もともと乾燥肌の方」には保湿カバーアイテムが適していますが、「もともと脂性肌の方」が保湿カバーアイテムを使うとかえって状態を悪化させる可能性が高くなります。

敏感肌アイテムを選ぶときの注意

一例として敏感肌スキンケアでトップブランドのキュレル(花王)のお話。

キュレルは「乾燥性敏感肌」を訴求していますが、この意味や理由をご存知でしょうか。

キュレルはバリア機能(皮膚セラミド)の低下を予防・改善する優れた商品ですが、その性質上、もともと乾燥系の敏感肌 に合っているから、このように訴求しているのです。

「キュレル」ブランドのグーグル検索表示「乾燥性敏感肌」の訴求

つまり「もともと混合肌」や「もともと脂性肌」の方の敏感肌ケアには「合わない・合いにくい」可能性が高いのです。

*****

敏感肌は「乾燥系」「混合系」「脂性系」の各タイプに分類されますが、

* 乾燥系敏感肌は40代女性に多い

* 混合系敏感肌は20代~30代女性に多い

* 脂性系敏感肌は20代女性に多い

という特徴があり、敏感肌で一番悩まされている20代~30代女性は、キュレル以外のブランドが合っている可能性があります。

本当にお困りの方は『敏感肌スキンケア』の訴求に踊らされず、店頭でスタッフさん(薬剤師、美容部員)に相談してくださいね。

ご自分の敏感肌タイプを知るために

でもやはり、ご自分の肌のことはご自分が一番知っていていただきたい。

敏感肌のお手入れでどのアイテムやブランドを選んでよいかわからないときは、インサイペディア肌診断(いつでも何度でも無料/20秒判定)をご利用ください。

insipedia.com

かんたん肌タイプ診断は9ゾーンで判定。それぞれの特徴

■判定9タイプごとの「敏感肌」リスクの予想です(美容統計にもとづく)

  • D&Oタイプ/混合系敏感肌「非常にリスクが高い」

  • DOタイプ/混合系または乾燥系敏感肌「非常にリスクが高い」

  • Dタイプ/乾燥系敏感肌「非常にリスクが高い」

  • ODタイプ/混合系または脂性系敏感肌「リスクが高い」

  • Mタイプ/混合系敏感肌「リスクまあまあ高い」

  • Oタイプ/脂性系敏感肌「リスクまあまあ高い」

  • 上記以外のタイプ(N、LO、LD)/ノーマルで敏感肌の「リスク低い」

判定結果では、貴女に合ったやり方・アイテムの選択法、生活習慣やカラダのことなど、それぞれに考えるヒントを紹介しています。

どうぞお試しください。

敏感肌テスト(10問/難易度やや高い)

insipedia.com