日本人女性に一番多い #混合肌。39%の女性が自分は混合肌だと考えています。20代から40代前半までの女性の約50%が自覚しています。#インサイペディア肌診断 はそんなメジャーな混合肌を「6年齢層×4分類」し、ひとりひとりが最適でベストな選択ができるようにお手伝いします。
混合肌は最多の肌タイプ
混合肌は、日本人女性の中で最も多い肌タイプであり、39%が自覚しています。
以下に、年齢層別の発生率をまとめました。(約5,000人の日本人女性データ/インサイペディア)
・20-24歳:48%
・25-34歳:47%
・35-44歳:48%
・45-54歳:40%
・55-64歳:29%
・65歳以上:19%
統計データを見ると、20代から40代前半までの女性の半数が混合肌を自覚していることが分かります。
なぜ混合肌がこれほどメジャーな肌タイプなのでしょうか?
その背景には「混合肌」が化粧品マーケットでどのように生まれ、浸透してきたかという歴史が関係しています。
詳しく見ていきましょう。
混合肌の歴史
混合肌という言葉が広まった背景には、昭和50年代(1975–1984年)に資生堂が展開したビジネスモデルが深く関わっています。
美容部員によるカウンセリング販売
資生堂が百貨店や化粧品店で美容部員による販売を始めた時、「混合肌」という言葉を導入しました。
「Tゾーン(おでこから鼻、あご)は脂性で、頬や目元は乾燥」という部位ごとの違いを説明する目的がありました。
カウンセリング用語として定着
部位ごとに異なるケア方法を細かく提案し、お客さまのお化粧や自社ブランドへの関心を高める狙いです。
この取り組みが大成功し「混合肌」というコンセプトは資生堂の急成長とともに日本社会に定着しました。
販売チャネルの変化
1990年代以降、スーパー・ドラッグストアでの取り扱いが始まり、さらに2000年代以降はオンライン通販が拡大。
非カウンセリングのセルフ・通販チャネル拡大の過程で、
「混合肌」は、特に1990年代以降の若い世代の女性では「脂性も乾燥も気になる」あるいは「中間的な肌タイプ」という意味合いに変化し認識されるようになりました。
ただ若い世代ほど皮脂(脂性)が気になるため、どちらかというと脂性に意識が向き、脂性対策アイテムを選択する傾向があるなど、
「混合肌」といっても、世代間でとらえ方の違いがあることを理解しておく必要があります。
女性に支持される理由
「脂性も乾燥も」という(何となく)中間的な肌タイプのイメージは多くの女性に受け入れられやすく、
また、そんな肌タイプでも、手軽にお手入れできる化粧品のニーズが高まったこともあり(例/オールインワンの登場など)、
2000年頃には45%の女性が混合肌を自覚するようになりました。
現在、混合肌を自覚する女性は39%にやや減少しているものの、それでも最多のメジャーな肌タイプであることに変わりありません。
混合肌を4分類。インサイペディアの肌診断
多くの女性が気になる肌タイプであるからこそ、ご自分に最適なお手入れ方法を考えるために、混合肌についてはもう少し細かな分類が必要です。
インサイペディアの「かんたん肌診断」はビッグデータ分析(累計32,500人)をもとに 混合肌を4分類 します。
混合肌の4分類(敏感肌との関係*1)
強い混合肌【D&O】
乾燥も脂性も強く気になる/たいへん調子落ちの状態/敏感肌たいへん注意!
乾燥混合肌【DO】
脂性よりも強い乾燥が気になる/調子落ちの状態/敏感肌注意!
脂性混合肌【OD】
乾燥よりも強い脂性が気になる/調子落ちの状態/敏感肌やや注意!
ゆらぎ混合肌【M】
乾燥が気になったり脂性が気になったり/調子がゆらいでいる状態/敏感肌やや注意!
年齢層の6区分
インサイペディアの肌診断は、6年齢層ごとにあなたのお肌を判定します。
・20-24歳
・25-34歳:アラサー
・35-44歳:アラフォー
・45-54歳:アラフィフ
・55-64歳:アラシス
・65歳以上:シニア
例えば、あなたがアラフォー世代なら、「アラフォーの○○混合肌」といった結果を表示します。
これをもとに、ご自分に最適なスキンケア方法を見つけたり考えたりしていただくのがインサイペディアの肌診断です。
例えば、混合肌を正しく理解し、自分の細かなタイプに合ったケアを行うことが、美しいお肌を保つ第一歩。
(本ブログは女性たちがご自分にベストなお手入れ方法を見つけることができるように、肌診断の公開とともに始めました。どんどん記事数を増やしてゆきますので、よろしければ「読者になる」ボタンをクリックしておいてください!)
皆さんにはインサイペディアの肌診断を体験していただき、混合肌に対する理解を深めるとともに、
ご自身に最適なスキンケアを見つける一歩にしていただきたいと考えています。
混合肌テスト(10問/難易度ふつう)
本記事の理解度テストです。
*1:インサイペディアでは敏感肌は「肌タイプ」とは考えていません。調子の悪い「肌の状態」と捉えています。したがって混合肌で敏感肌に悩んでいる女性はたくさんいます。