乾燥dryの方が脂性oilyよりもが強く気になる #乾燥混合肌【DO】。お肌のキメ・手ざわりが良くないこと #敏感肌が気になることが特徴。最新のビッグデータ分析に基づき 乾燥系の #混合肌スキンケア のポイントをお知らせします
- 乾燥混合肌【DO】とは?
- 年齢層別の発生率(5,000人の女性データより)
- 敏感肌リスクは1.6倍
- 手ざわりのよいお肌(毛穴)は乾燥予防にも
- 柔らか毛穴が目標
- 毛穴のリセット習慣
- 乾燥混合肌【DO】対策テスト
乾燥混合肌【DO】とは?
【インサイペディアのかんたん肌診断】では30,000人データと照合して「乾燥dryがつよく、脂性oilyがゆらぐ」女性はこのゾーンにポジショニングされます。
『脂性が気になる時があるけど、乾燥の方が強く気になる』という肌感覚。
肌のキメ・手ざわりが良くないこと、肌の敏感・過敏が気になることが特徴です。
このタイプの女性は若いころから肌乾燥が悩みで、お化粧する20代からキメや手ざわりの悪さ、敏感肌が気になっているという人が多いです。
若いころからご自分のお肌はよわいと考えていて、どちらかというとスキンケアを重視する女性が多いのですが、
キメや手ざわりが気になるのは乾燥が原因と考えがちで「肌の質感の悪さ」を常態化(慢性化)させている人が多いと考えられます。
キメや手ざわりの悪さは毛穴の調子落ちが主な原因です。
【インサイペディアのかんたん肌診断】
年齢層別の発生率(5,000人の女性データより)
脂性混合肌【OD】は、日本人女性の8%があてはまります。
10人に1人の割合で一番多いアラフォー世代をピークに、20代の若年層から65才以上のシニア層まで、一定数の女性が乾燥混合肌タイプです。
・20~24歳:6%
・25~34歳:8%
・35~44歳:10%
・45~54歳:9%
・55~64歳:7%
・65歳以上:7%
敏感肌リスクは1.6倍
「乾燥混合肌」と判定された女性で敏感肌リスクが平均(23%)の1.6倍の34%で、ハイリスクで「ひりひり感」「かゆみ」「肌荒れ」などのサインがある場合は(ほぼ100%)敏感肌化しています。
基本肌質【乾燥】のこのタイプの人は皮膚バリアの回復が対策の基本となります。
ただし敏感肌サインが出始めたら、敏感肌化した原因をよく考え、もし体調や環境以外の「お化粧が原因」と少しでも考えられる場合は、
そのアイテムやお化粧方法はいったんストップしましょう(おススメ化粧品やお手入れ方法が合わなかったというアクシデントは割と多いことです。ストップして調子が戻れば、それが原因と判断できます。)
症状が一気に悪化してしまった場合、自分では改善が難しいと感じる場合は、皮膚科を受診することも考えてください。
手ざわりのよいお肌(毛穴)は乾燥予防にも
このゾーンの女性に理解していただきたいのは、手ざわりが悪いと感じるのが毛穴の柔らかさがなくなり、つまり、毛穴(周辺)が硬くなっているサイン だということ。(インサイペディアの美容統計データより)
お肌は毛穴構造 といっても過言ではなく、ひとつひとつの小さな毛穴が寄り集まってお肌ができていると考えると、キメの乱れ、ざらつき、ごわつき、黒ずみ etc…その結果、化粧ノリが悪くなっていることが多いのです。
では、なぜ毛穴が柔らかさを失うのかというと 毛穴の”中”の汚れを毎日リセットできていない ことがほとんどの原因です。
汚れが毛穴の中にたまった状態が続くと、皮膚の新陳代謝力が落ちて毛穴は柔らかさを失うとともに、文字通り、毛穴の内側から乾燥を進めます(インナードライ、隠れ乾燥肌)
このゾーンの女性が、インナードライを自覚する確率は平均の1.9倍 になります。
つまり
・外から見えにくい毛穴の中の汚れを意識し、
・毛穴のリセット習慣を続けると、
・皮膚の新陳代謝がスムースになり、
・毛穴が柔らかくなり、
・皮膚バリアの回復で乾燥予防。キメが回復し手ざわりも良くなる
という流れ。
柔らか毛穴が目標
毛穴の中がキレイな状態を維持していると、お肌が柔らかになり手ざわりも良くなります。
柔らかなお肌を目標に、今までのスキンケア&お化粧を考え直すことが、貴女の出発点になります。
【スキンケアに失敗するパターン3例】
このゾーンの人は自分のお肌のことをよく知っている人が多いので、手ざわりの悪さを何とかしようとしてスキンケアに失敗するパターンの代表例と(理由)を挙げておきます、
・クリーム系ファンデーションを使用(毛穴の閉塞性が高い*1)
・強い洗浄剤やクレンジングを使用(敏感肌化のリスク)
・(角質を溶かす酸性度の高い)ピーリング系のアイテムを使用(敏感肌化のリスク*2)
【洗顔とスキンケアのバランス】
混合肌の人に共通して「洗顔を手っ取り早く」は逆効果。毛穴の中をリセットする意味で洗顔こそ丁寧さが必要です。
逆にさわり過ぎないように「洗顔後のお手入れはかんたん・シンプル」に
単純にアイテムを減らすことで、お顔をさわる回数が減り、お手入れはかんたん・シンプルになります。
【アイテムの選択】
毛穴の調子がよくないですから、潤いキープ・潤い浸透を重視しましょう。
乳液・クリームは「伸びが良い・なじみが良い」テクスチュアを最優先に選択しましょう。
カバー保湿、保湿オンリーは毛穴汚れを通して、毛穴の調子を悪化させるリスクがあることを認識しましょう。
乾燥混合肌【DO】の女性には、毛穴をふさがずに落としやすいパウダリーなファンデーションがおススメです。
【日ごろの美容意識】
さわり過ぎやゴシゴシ洗いを避け、お顔に刺激や摩擦がないようにしましょう。
その日の汚れはその日のうちにリセットする意識を大切に。
お肌と毛穴に休息を与えることを意識して、素肌でのリラックスタイムが大切です。
健康を意識した生活習慣、ココロもカラダもにリラックスした時間を過ごす中で、お肌の調子は上がってゆきます。
毛穴のリセット習慣



バスタイムは美容効果を高めるチャンスです。
温浴効果で毛穴が開き、汗とともに毛穴の中の汚れが落ちやすくなる・・・バスタイムの洗顔がおススメ。
入浴後は自然な眠りを誘い、深夜のゴールデンタイムが疲れたお肌の回復力を高めてくれます。
運動不足が気になる人は散歩からでも。適度に汗をかくことはお肌の保湿力・皮膚バリアのキープ・回復に効果的です。(洗いすぎ・拭き過ぎに注意)。
美顔スチーマーはお肌のめぐりの改善をサポートしてくれます。