STORYインサイぺディア開発ストーリー

「肌のことを知る」から始まる
美容と健康の新しいカタチ

20年以上前、エステサロンのお客様の声を深く理解するために始まった肌診断ツールの開発。
データ分析や技術の進化を重ねる中で、わたしたちは美容と健康をトータルでサポートできるシステムへと進化させてきました。
自分の肌の状態を知ることで、新しい美容や健康の可能性が広がる、そんなInsiPedia(インサイぺディア)の開発ストーリーをご紹介します。

1,ビジネスストーリーの始まり

私たちが肌診断ツールの開発に取り組んだきっかけは20年以上前。
関東のエステサロンチェーンの社長さんから
「お客さまの悩みを総合的に理解できるカルテをつくりたい」というご要望をいただき、
エステティシャンが接客シーンで聴き取るカルテを作成したところから始まりました。

ブライダル系のボディエステを売りにしたチェーンでしたので、美容だけでなく健康のお悩みも聞き取るカルテをご提案し採用いただきました。

その後、8年にわたるデータ分析と数々の発見がインサイペディア(Insipedia)の礎になっています。

例えば、全年齢層とも50%を超える高確率で、お客さま本人が考える肌タイプと、エステティシャンが判断する肌タイプが一致しませんでした。ある若いお客さまは「ふつう肌」と自覚しているのにエステティシャンは「脂性肌」と判断したりというケースがたくさん見られました。
また、カルテ分析をはじめた2000年頃には少なかった「敏感肌」が、数年後には数倍に増え、世の中に「敏感肌」というワードが浸透し定着した時代をリアルタイムに見てきました。
ほかには、例えば、冷え性を感じやすい人には乾燥肌や敏感肌を自覚している人が多いことなど、お肌がヘルス&ビューティで関連していることも発見しています。

2,美容と健康をつなぐ、トータルケアへの取り組み

発見から「なぜ?」という疑問が生まれ、その答えを見つける中で肌診断システムの開発を進めていたのですが、カルテデータも古くなり、もっと新しく、もっと大規模なデータが必要になりました。

2019年に20,000人の大規模リサーチを実施し、カルテの再検証とともに、
①時代によって変化する部分(例えば敏感肌の登場)と、
②時代が変わっても変化しない部分(例えば冷えと乾燥)
にテーマを切り分け、
②では、古くからの東洋医学の考え方とほぼ一致する結果を得たことは大きな収穫でした
(身体のめぐり(循環)感覚は「血、けつ」「気、き」「水、すい」の3要素のバランスで決まるなど)

ビッグデータ解析の面白いところは、すべてを数値化し、数値データに基づいてひとりひとりの状態を判定(診断)したり、さまざまな悩みを統計確率で予測できることです。

3,インサイペディア肌診断システムの誕生

インサイペディアではデータの精度と鮮度を保つため、2024年を初年度として約2年に一度のペースで、5,000人規模でマザーデータベースを更新してゆく予定です
(2024年版:対象6,500人より有効サンプルとして約5,000人データを採用)
マザーデータベースはヘアケア・ボディケア、食生活、ライフスタイルを含む【美容と健康テーマ】に関連する300項目のデータを持つ、知識探求型のナレッジデータベースでもあります。

【インサイペディアの肌診断】は、女性ひとりひとりの回答結果をマザーデータと照らし合わせ、いちばん近い回答パターンを判定結果として表示するシステムです。
途中の計算プロセスはAI(人工知能)の原理とほぼ同じです。

一般女性向けに公開している「かんたん肌診断バージョン」では『肌の調子ポイント』のみお知らせしていますが、バックヤードでは■乾燥度、■脂性度、■皮脂量、■毛穴調子、■肌の調子、■スキンケア指向(土台からの改善指向)、■メイク指向(美観の改善指向)、■化粧意欲、について得点化しています(「プロ肌診断バージョン」。判定誤差は3%程度)

判定結果を解釈しツールを使いこなすための基礎知識と教育プログラムは必要ですが、基本半日の座学とOJTで、お客さまへのカウンセリングが実践できるようになります。

インサイペディアではデータベースが保有する健康情報を活用して【めぐりバランス】【女性特有の悩み(フェム悩み】のカラダの診断ツールも開発しています。

例えば、美容ビジネスに【めぐり】観点からのアプローチをプラスして、ヘルス&ビューティ・トータル提案の観点から、顧客満足度と顧客単価のアップに取り組むことも可能になります。こちらも基本半日のリモート座学とOJTで使いこなせるようになります。

PDCAマーケティングサイクル+データベース

【インサイペディアの肌診断】はお客様対応、特に商品や美容アドバイスが求められる接客シーン(プロバージョン)、小売店の売り場(かんたんorプロバージョン)、通販サイト(かんたんバージョン)などでの導入に最適です。

導入にともないマザーデータベース閲覧&分析、デジタル導入を選択いただくことも可能で、トータルで企業経営に活用したい方におすすめいたします。

バラバラになりがちなビジネスマーケティングの取り組みをデータベースでつなぎ、オールインワントータルで低コスト・高効率な活用を、しかもエビデンス付きで実現することが可能になります。

InsiPediaの肌診断は、
女性のリアルな肌感覚データの統計分析に基づき、
”疲れ””ストレス””冷え”など健康状態もわかる
最先端の肌診断システムです。

質問に答えるだけで、
あなたの肌タイプがわかります。